砂利道への一歩(個人事業主という最悪の選択?)

個人事業主のコト

今回は開業の手順です。 まずは「屋号」を決めましょう。
個人事業の場合は別に屋号を付ける必要がなく個人名でも開業できますが、
気持ちの問題かな~と思います。
選択した商売が屋号で一発で分かるメリットもあります。

           例:  ○○青果店   ○○運送  などなど

屋号に思いを込めて横文字や英語を使用するのも良いと思いますが、何の商売をしているかよくわからないのはどうかと思います。きすけの場合はダメダメで適当に付けてしまいました。ソファで寝ころんでTVのCMに出てた英単語の意味が分からないので、ヨメ様に聞いたら「○○○○って意味やで」と教えてもらい、
「んじゃ、それで」と決めてしまいました。
取引先からは屋号で呼んでもらう事は多分ないだろうと思ったからです。
実際屋号で呼ばれた事は一回もないです。


次はマイナンバーカードも作っておいた方が良いかと思います。
実際に開業する時は最寄りの税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」というものを提出しますが、その時に「個人番号」を記入する欄があります。(キスケの開業時にはありませんでした)
カード自体は作らなくても良いのですが、確定申告時にe-taxを選択すれば便利ですし節税面でも有利になります。


それとオススメは「青色申告」です。
これは最初から選択した方が良いかと思います。開業届とセットで「所得税の青色申告承認申請書」も提出しましょう。
きすけの場合は知識がなくて「なんか面倒くさいな」と思い白色申告を選択してしまいました。

青色申告を選択することで家族に給料出してを経費に落とせる「青色専従者」の制度や(別途「青色事業専従者給料に関する届出書」を提出)
赤字を3年繰越せたりと色々ありますが、きすけ的には10万円から最大65万円の特別控除を受けられることが最大の魅力です。適正に節税して利益を最大化しましょう。

面倒な書類作製がありますので税理士さんなどにお願いしても良いと思いますが、会計ソフトも安価で比較的簡単にできるので是非チャレンジしてくださいませ。

※もし最初は白色申告を選択してしまっても、承認を受けようとしている年の3/15日までに提出すれば受理してもらえますので、諦めずに挑戦しましょう。


あと銀行口座も事業用の物を用意しましょう。個人用と事業用のサイフを別にする必要があります。
銀行は使い勝手が良い所でOKだと思いますが、取引先相手がある場合はそこに合わしておいた方が良いかと思います。
きすけの場合はメガバンクにしています。(余りメリットはりませんが)個人名でも屋号入りでもどちらでもかまわないと思います。
因みにきすけは屋号入りにしました。

まとめ
  • 屋号(相手に分かりやすいもの)
  • マイナンバー(本人と家族がいれば全員分)
  • 個人事業の開業・廃業等届出書(税務署に提出)
  • 所得税の青色申告承認申請書(税務署に提出)
  • 事業用の銀行口座

最後にタイトルにも書きましたが起業と言えば聞こえは良いですが、所詮サラリーマンと違い砂利道を歩いて行くことになります。
舗装された綺麗な道ではありません。所詮砂利道なので雨が振ればドロドロになり、まともに歩くことも難しくなります。
開業手続きだけなら簡単です。多分高校生でも十分できると思いますが10年生存率1割のこの道を選択するかは自分自身です。
絶対お勧めはしません。お勧めはしませんが楽しいですよ~

 

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